金沢都市美賞受賞建築。 客室数3室、新築の町屋旅館[群青の月]。
金沢の伝統的な街並みに溶け込むように町屋建築の雰囲気に仕上げました。しかも室内は最新設備を整えた快適空間に。
本館2室と離れ1室で構成された町屋旅館[群青の月]。
通常のホテル等とは異なり、各室のサイズは広めに確保。食事は提供しないけれど居住のための設備(キッチン・バス・トイレ・洗面所・洗濯機等)は一式揃えていますので、長期滞在も可能です。金沢に住むような感覚での利用もできる、新たな旅館の形といって良いでしょう。
道路から脇の小路に入ると、全く違った景色に驚かされることでしょう。なぜか懐かしい気持ちに駆られるのは、黒壁、板塀に縦格子の目隠し、そして足下からのライトアップのせいでしょう。その雰囲気にすぐに心を奪われるに違いありません。
限られた敷地を上手く利用し、旅館にしようと考えたのはなかなかのアイデア。これまでの既成概念にとらわれない自由な発想から生まれたこの旅館は客室3室だけのプライベート旅館、なんか隠れ家のようなわくわく感が味わえます。町屋の風情を持ちながらも、室内は最新設備を備えており、長期滞在も出来るとは、恐れ入りました。
施工にあたった当社も結構楽しく工事を進めることができました。
なお、この町屋旅館は、金沢都市美賞を受賞しました。
この度、金沢市、犀川・にし茶屋町・寺町寺院群にほど近い、金沢らしい街並みが残るこの地に施工した、町屋旅館をご紹介します。今までにはちょっとなかった旅館の形をご覧ください。「山椒はぴりりと小粒で辛い」のたとえがぴったりのとてもおしゃれな旅館です。